お風呂好きでサウナ好きな方は多くいらっしゃるでしょう。
そしてプラスでアウトドア好きならば気になる存在が「テントサウナ」
世間一般にも浸透してきたテントサウナとは、いったいどのようなものなのでしょうか?
今回は、屋外で楽しめるテントサウナの紹介とマナーについてご紹介します!
目次
1.普通のサウナとの違い
2.テントサウナの特徴や気をつけたいマナーは?
3.着用する服やおすすめグッズは?
1.普通のサウナとの違い
そもそもテントサウナとはどのようなものなのでしょうか?
文字通り「テント」を「サウナ」にしたものです。サウナ大国フィンランドが発祥とされています。もともとは軍隊が遠征地でもサウナを楽しめるように開発されたもの。
内部構造としては防炎素材を使用した簡易テントの中に薪ストーブを設置して暑いサウナ空間を作るというシンプルな作りです。
薪ストーブは焚火を楽しむのと同様に焚き付けて、薪火の熱でサウナストーンを温めます。1〜2時間程度(薪の燃え具合で前後)と無理なく実践できます。
遊泳可能な川辺や湖畔にテントサウナを設置して、じっくり温まってから水辺に入る大自然と一体とした温冷交互浴によって「ととのう」体験が楽しめます。
テントサウナの設置自体は通常のキャンプ用テントを張る程度のスキルがあれば設営ができます。
特徴的なのは、室内の温度・湿度は入浴者が自身の好みに合わせて調整できるところです。サウナヒーターの薪火とサウナストーンにかける水の量で調整できます。アロマの選別やロウリュのタイミングもカスタマイズ可能なのがテントサウナの長所です。
普通の屋内で楽しむサウナは他者の管理のもとに入るものですが、テントサウナはプライベート空間を楽しめる、というところからも静かに孤独を楽しむというアウトドアユーザーと相性がよく評判になっています。
個人や少人数グループはもちろん、キャンプやBBQといった集客イベントにもテントサウナは活用されており人気上昇中です。 都内でも銭湯の屋上でテントサウナイベントが開催されるなど、認知度が高まってきています。
2.テントサウナの特徴や気をつけたいマナーは?
テントサウナを安心安全に楽しむためには最低限のアウトドア知識が不可欠です。
テントサウナ利用の際には火を扱うのは不可欠なだけに、一歩間違えれば重大な事故につながる可能性もあります。十分に注意しましょう。
テントサウナを扱うときは安全のためにも強風時は絶対に使用しないなどの正しい天候判断や、テントとストーブ設営についての正しい知識を持つこと。 また一酸化炭素中毒など危険を避けるため、ストーブ火入れや換気についても慎重に行いましょう。
テントサウナ体験は素晴らしいものですが、当然ながらテントサウナ以外で純粋にキャンプを楽しみに来ていらっしゃる方もたくさんいます。静かにキャンプや焚き火を楽しもうと思っている人たち、釣り客からすれば夏以外に川や湖に飛び込むさまは異様に感じられてしまうかもしれません。
大前提として、まだまだテントサウナはメジャーではない存在という認識を持つのが大切です。キャンプ場という「場をシェアさせてもらう」という考え方を持っていきましょう。
3.着用する服やおすすめグッズは?
テントサウナに入るときの服装や持ち物も迷いますよね。
基本的には水着やヨガウェアなど濡れても良い服装ならば大丈夫です!さらにサンダルやタオル、防寒着などがあればなお良いでしょう。
水着がない方は水に濡れてもいいTシャツに短パンなどでも入れます。テントサウナに入ったあとは体を冷やすために川や湖、プールに入りますので着替えは必須です。また、テントサウナからあがったあとに涼むときは冷えすぎを防ぐためにもちょっとした防寒着があるとよいでしょう。ポンチョタイプのタオルも体を冷やさずおすすめです。
まとめ
テントサウナは文字通りテント場でサウナと天然の水風呂を楽しめる大自然を感じられるサウナ浴です。
テントサウナは個人の好みでアロマの選別やロウリュのタイミングもお好みでカスタマイズ可能です。少人数で静かに楽しんだり大人数でイベントとして楽しんだりと幅広い自由度もあります。
テントサウナを楽しむ際にはアウトドアの知識や周囲へのエチケットをわきまえるマナーが大切です。
テントサウナに入るときは基本的には水着やヨガウェアなど濡れても良い服装を持参しましょう。
いかがでしたでしょうか?
これまで屋内のサウナ利用が主なサウナーの方々も、「テントサウナ」も選択肢の一つとしてお考えいただくのもよいでしょう。気持ちいい季節を満喫しましょう!