新型コロナウイルスの流行で自粛生活が長引く中、在宅勤務の息抜きや疲労解消などを目的に、サウナ人気が高まり続けています。
サウナをテーマとするイベントが全国で開催されたりと、サウナブームの勢いが衰える気配はありません。
今回は、そんなサウナブームに乗って注目が高まる、「サウナ飯」の魅力や人気メニューについてご紹介します。
目次
1.コロナ禍でも続くサウナブーム
2.サウナ飯とは?
3.サウナ飯は、なぜおいしく感じるのか?
4.人気のサウナ飯ってどんなもの?
1.コロナ禍でも続くサウナブーム
従来の銭湯や温浴施設に加えて、おひとりさま専用のプライベートサウナ施設が増加傾向にあり、コロナ禍でも安心して楽しめる施策による効果も大きいのかもしれません。
また、高級ホテルのナイトプールで楽しむサウナイベントや、アートとサウナのコラボレーションイベントも登場し、メディアでも取り上げられて話題になりました。
こうしたことから、Withコロナ・Afterコロナの時代においても、サウナブームはまだまだ盛り上がることが見込まれます。そんなサウナブームとともに注目しておきたいキーワードが「サウナ飯」です。
2.サウナ飯とは?
サウナ飯とは、その名の通り、サウナ後に食べるご飯のことです。通称「サ飯」と呼ばれることもあります。
サウナで大量の汗をかき、心身がととのった後、銭湯・温浴施設内の食堂や周辺の飲食店で食べるご飯の味は格別です!
普段食べている料理やドリンクであっても、サウナ後はなぜか一段とおいしく感じられるのです。その体験がやみつきになり、サウナ飯をサウナの醍醐味と捉えている方も多いです。
サウナ飯に特に定義はありませんが、汗をかいて失ったミネラルや水分を補う料理やドリンクが人気です。サウナブームに乗って、サウナ飯の提供に力を入れている銭湯や周辺の飲食店も増えています。
3.サウナ飯は、なぜおいしく感じるのか?
人気のサウナ飯をご紹介する前に、サウナ後のご飯がおいしいと感じる2つの理由を解説します。
「味覚が敏感になる」
熱いサウナに入ると、発汗によって体内の水分や塩分が失われ、エネルギー消費によって糖分も消費されます。その結果、体に不足した塩分や糖分を欲することで普段よりも味覚が敏感になり、食べ物がよりおいしく感じられるというわけです。
発汗によって敏感になる3つの味覚(塩味、甘味、酸味)の感じ方の仕組みは以下の通りです。
塩味:
発汗によって体内のナトリウムが減少。体が塩味を求めることで、塩味に敏感になります。
甘味:
発汗や血流量調整のためのエネルギー消費(ブドウ糖が使われること)によって、甘味を欲し、感じやすくなる。
酸味:
発汗や血流量調整のためにクエン酸を消費。酸味を感じやすくなる。
「空腹感が増すから」
発汗によってエネルギーが消費されることで、体内では血糖値が低下し、脂肪を分解してエネルギーを作り出そうと働きかけます。脂肪を分解する際に生成される「遊離脂肪酸」という脂肪分が血液の中に増えると、脳の摂食中枢に情報が送られます。それによってエネルギーの補給を促すため「お腹が空いた」と感じるようになります。
血糖値の低下が要因となり、胃の中の食べ物の残量に関係なく、空腹感を感じやすくなるというわけです。
また、サウナはそもそも発汗速度が早いため、他の運動と比べてエネルギーの消費や空腹になる速度が早いということも関係していると考えられます。
4.人気のサウナ飯ってどんなもの?
サウナ飯自体に明確な定義はありませんが、空腹を満たし、サウナで失われた水分や栄養素を補給する食べ物が好まれます。
「定食系メニュー」
豚肉の生姜焼き定食、焼肉定食、餃子定食など、肉×白米のスタミナ飯が人気!
白ご飯が進むメニューは性別を問わず選ばれます。
「カレー」
日本人の空腹を満たすスタミナ飯と言えばカレー!辛いものが好きな方なら、激辛カレーでさらに発汗効果もおすすめです。
「ラーメン」
枯渇状態の体に染みわたるラーメンスープ、のどごしとコシのある麺の味わいは格別。
空腹感が強いのであれば、濃厚な味噌や醤油ラーメン。
さっぱりといただきたいのであれば、塩分もしっかり補給できる塩ラーメン。
担々麺などの激辛麺を食べて、もう一汗かくのもおすすめ。
「お酒と揚げ物」
カラカラに渇いた体に流し込むビールは格別。
ビールやハイボール、サワーなどのお酒と、からあげや、メンチカツなどの揚げ物は鉄板の組み合わせです。
「オロポ」
「オロポ」とは、オロナミンCとポカリスエットを混ぜて作った、サウナーに長年愛されるドリンクです。サウナによって体内から失われた水分・ミネラル・ビタミンをバランスよく摂取できます。
まとめ
サ飯の魅力いかがでしたか!?サウナの効果で美味しく食べれるお食事とサウナのふたつを楽しむことができますね!いろいろなお食事を試してみてください。
それではまた!