サウナは、入り方や時間を意識することで多くの体のメリットをもたらしてくれます。
ただ、その入り方や時間は意識することなく「熱くてしんどくなったら出よう」「自分よりも長く入ってる人より長く入ろう」など、サウナに入る明確な時間や目的を決めていない方も多いんじゃないかと思います。
今回は、上手なサウナの入り方で「新陳代謝アップ」「自律神経を整える」など健康面に嬉しい効果や、「美肌」「ダイエット」など、女性にも嬉しい効果をご紹介していきます。
目次
1.入り方の基本
2.流れの基本
3.ベストなセット数について
4.それぞれに何分入るのがベストか
1.入り方の基本
テントサウナに入る前に確認しておくべき事項が5点。
・必ず水分を摂ってからサウナに入る
・空腹状態は避けて利用する(食後1〜2時間がベスト)
・サウナ室内にはタオルを1枚持っていく
・食後すぐ・飲酒後のサウナの利用は控える
・体調が良くない時はサウナの利用を控える
以上の事項は体の安全のためにも必ず守りましょう。
テントサウナに入る前には体・髪を洗って清潔な状態にして全身の水滴もしっかり拭き取りましょう。
体を清潔にすることで、毛穴が広がりやすくなります。
全身の水滴を拭き取ると汗が出やすくなります。
そうすることで、体の中の老廃物や毒素を排出しやすくなり美肌効果など、サウナを利用することで得られる効果を高めることができます。
2.流れの基本
テントサウナの流れの基本については、サウナ→水風呂→外気浴で1セット。
この流れをこなす際、以下の3ポイントに注意してください。
・サウナでは大量に汗をかきますので、水風呂前は必ず汗を流してから入るようにしましょう(注意書きに従いましょう)。
・サウナ・水風呂は、体を極限状態に持っていくので少しでも熱いと感じたらすぐに出ましょう。
無理は禁物です。
・サウナの1セット中の行動はきちんと守りましょう。
サウナ→水風呂→外気浴で1セットの流れを守ることで、サウナ効果をより高めることができます。
3.ベストなセット数について
サウナになれていない方が行う場合は2セットがベスト。
なれている人であれば3~4セットがベストです。
1セットこなすだけでも十分効果は得られますが、2セット目に入ると心地よさが大きく変わります。
1セット目では冷たくて辛かった水風呂も、2セット目には「気持ちいい」と感じることが多いです。
また、このサウナの醍醐味と言える「外気浴」についてですが、極度の暑さや冷たさから解放された後のリラックス効果は絶大です。
セット数をこなすことで、より深いリラックス状態に持っていくことができます。
サウナになれていない人でも、この倍増した心地よさを感じるために、まずは2セットをこなしてみることをおすすめします。
そして、慣れてきたら3〜4セットこなすことで、ベストなサウナ効果を実感することができますよ。
4.それぞれに何分入るのがベストか
サウナになれていない方は、まずは5分程度から始めてみましょう。
慣れてきたら、6~12分程度の時間がベストと言われています。
ただし、少しでも辛さを感じたら体を守るためにも、がまんせずにサウナから出ましょう。
高温の場所では、疲労回復や肩こり腰痛などに効果的で、温度が低い場所では安眠効果やリラックス効果を高めることができるといわれています。
水風呂の目安時間は30〜60秒程度で、少しでも辛いと感じたら出るようにしましょう。
(シャワーのところもあります)
水風呂に入るコツとしては、一気に水の中に浸からずにゆっくりと落ち着いて肩まで入ると、意外と入れます。
暑いサウナでボーッとしていた頭も、水風呂に入ることでシャキッとします。また、暑いサウナと冷たい水風呂を交互に入ることで、血行促進に効果的なんです。
外気浴の目安時間は5~10分程度ですが、気持ちよさが持続する限りは好きなだけ時間をとってもいいと思います。
外気浴中の時間は、サウナの暑さ・水風呂の冷たさから解放されて“副交感神経”が優位に働きます。
水風呂から出た後に外気浴をするとすぐに体が冷えてしまうのでは・・・と感じる方もいると思いますが、意外なことに体はポカポカしていてしばらくはリラックスした状態を維持することができます。
このリラックス状態に入ると頭がフワーっとして、体の中の血流がジワジワと流れる感覚を感じることができます。まさに至福の時間ともいえる瞬間です。
これがサウナでととのえる「ディープリラックス」に入っている時間。
ゆっくりと深呼吸することで疲れた心身にも安らぎを与えることができます。
まとめ
サウナ→水風呂→外気浴という流れをきちんと守って、ベストなセット数とベストな時間でこなすことで体ととのい体験ができ、疲労回復やリラックス効果など、心身ともに回復させることができます。
効果が気になる方は、ぜひ試してみてください。